マスオカメラ 本店 の日記
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初宮詣りの由来 ・お宮詣りの行き先
2016.01.13
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生後初めて氏神様にお参りに行く儀式を初宮詣り、お宮詣りなどと呼びます。
昔は、氏神様に対して、赤ちゃんが無事に誕生したことを報告し、氏子として仲間入りをみとめてもらい、すこやかな成長としあわせをお願いするという意味や、お産が汚れたものと考えられていたのでその忌明けの儀式として、けがれを祓うという意味をもっていましたが、今日では、氏神様とか氏子という観念も薄れ、子どもがつつがなく育つように祈るためにお宮詣りするという人が多いようです。
お宮詣りの時期としては、母子ともに平常の生活にはいれる30日前後とされています。男児の場合は、31日目、女児の場合は33日目が、もっとも一般的ですが、地方によってはずれたり、氏神様の大祭に行うこともあり吉日をえらぶため一定していないようです。
いずれにしても、お宮参りする日は、赤ちゃんの健康や母親の産後の回復状況を考慮し、雨天や寒い日は避けて、晴れた気持ちのよい日にすることが大切なようです。
赤ちゃんが生まれた土地の守護神でおられる、氏神さまがまつられている神社でのお参りするのがよいとされていますが、その地域の有名な神社にお参りされる方もおられます。
また、ご先祖のお墓やお仏壇にも、赤ちゃんの生誕の報告と共にお参りされる方もおられます。
